- 首と肩が凝る原因がわかる
- 首と肩を30秒でほぐすストレッチ方法を習得できる
首と肩が凝る原因とは?
首と肩が凝ってしまうのは次のような日常生活が原因の可能性があります。

・姿勢が崩れても続けるデスクワーク
・つい夢中になってしまうスマホ操作
・無意識になっていた肩をすくめた姿勢
・前傾姿勢
これらの姿勢を続けると、首から肩にかけての柔らかかった筋肉がカチカチに緊張していきます。
すると血流が悪化していき疲労物質や痛みやだるさを感じさせる物質が首や肩に残り、不快感を感じやすくなります。酷使された筋肉が硬くなることによる血流不足が、首や肩が凝る原因となります。
首と肩をスッキリさせるためには、筋肉をほぐすことが大切です。
ほぐす筋肉は『肩甲挙筋』
肩甲挙筋とは首の両側にあり、頭蓋骨の下側から肩甲骨につながっている小さい筋肉です。
この筋肉は、肩甲骨を引き上げて肩をすくめる動作や首を横に傾ける動作のときに使われます。
この肩甲挙筋は首や肩の凝りの主な原因と言われています。この筋肉をほぐすことが首こりや肩こりを解消する決め手といえるでしょう。
早速、肩甲挙筋をほぐすストレッチ方法を一緒にやっていきましょう。
首と肩の筋肉を30秒でほぐすストレッチ方法
準備するもの
イス
椅子に座って背筋を伸ばします。足裏は両方とも床にピタッとつけ、肩は力を抜きます。視線は正面を向きます。
頭を右下に向けて、右脇を見ます。右手を頭の後ろに回して、指先は耳アブに近い髪の毛の生え際に当たるように動かします。手の力を使って右下に軽く押さえて15秒〜30秒かけてストレッチします。このとき深呼吸を意識的に続けることで筋肉の柔軟性改善に役立てることができます。
ポイント
- 呼吸は止めずに深呼吸を続けること
- お腹、背中、下半身は動かさないこと
- ストレッチ中は前傾姿勢にならないこと
- 肩の力は常に抜くこと
- 「気持ちいい」範囲でストレッチすること
まとめ
あなたの首や肩は、デスクワークやスマホによる影響で筋肉が硬くなっています。血流悪化して疲労物質が首や肩に止まり、凝る不快感を感じています。主な筋肉は肩甲挙筋。この肩甲挙筋を今回紹介したストレッチでほぐすことにより、首や肩の凝りは改善していくことが期待できます。
30秒と簡単なストレッチです。2日間に1回のペースで続けることで、あなたの首や肩は徐々にスッキリしていくでしょう。